【第161回 マンマチアー】のご案内です。
今回は乳がんや婦人科などのがん治療の後遺症として発症する
「リンパ浮腫」について学びましょう。
お話してくださるのは、マンマチアー登壇は3度目となる林明辰先生。
日本におけるリンパ浮腫の画像診断と顕微鏡を使った
外科的治療(マイクロサージャリー)のスペシャリストで、
日々新たな治療法や診断法を研究し、海外の医師の指導もされる日本の第一人者です。
リンパ浮腫について知りたい方やリンパ浮腫を発症している方、
発症が不安で予防について知りたい方、ぜひご参加ください。
■日時:2024年4月26日(金)18時半~20時
(ZOOMによるオンライン開催 参加費無料 お申込み先着200名様
■テーマ:「リンパ浮腫を怖れずつきあうため基礎知識と最前線」
~正しく知り、早く見つけて治療する大切さ~
■スピーカー:林明辰 先生
(亀田総合病院/亀田京橋クリニック リンパ浮腫センター 特任センター長・渋谷サクラステージクリニック 院長)
■ZOOM参加お申し込み方法
以下URLからお申込み下さい。
開催前日までにZOOMのURLをお送りいたします。
<お申込みURL> https://mammacheer161.peatix.com/
締め切り 2024年4月25日(木)18時まで
●後日の録画配信はありませんので、予めご承知おきください。
■内容:乳がんや婦人科がん、ほかにも消化器、泌尿器、頭頸部などの
がん治療による後遺症として発症するリンパ浮腫。
代表的な症状として、乳がんは上肢、婦人科がんは下肢周辺がむくむことが知られています。
これらは手術や放射線、抗がん剤などの影響でリンパ節やリンパ管がダメージを受け、
排出されるはずのリンパ液が体内に溜まることでおこります。
リンパ浮腫は発症すると完治が難しいといわれ、感染や疲労から炎症(蜂窩織炎)など合併症を起こしやすく、
進行すると回復に時間がかかり、行動の制限も増えるなど生活に支障をきたす面でも厄介です。
だからこそ、リンパ浮腫は他の病気同様に早く見つけて適切な治療を始めることがとても大切です。
一方で、あまり知識のないがんの治療医が少なからずいることや、
リンパ浮腫を診る医療施設が限られることから、治療になかなかたどりつけない、
いわゆる「リンパ浮腫難民」の患者さんがいることが未だに大きな課題で、
そうならないために、患者自身が正しい知識をもつことがとても大切です。
リンパ浮腫の治療法は大きく分けて「複合的理学療法」と「外科的治療」がありますが、
今回は、リンパ浮腫が発症するまでのプロセス、診断法、治療まで、基礎から最先端までをお話いただきます。
この4月に新たに、リンパ浮腫治療を含む主に女性のウェルエイジング医療を提供するクリニックを立ち上げられたという
林先生の熱い思いとともに、分かり易くお話いただきます。
事前質問も受け付けています。ぜひご参加ください。
【林 明辰 (はやしあきたつ)先生 ご略歴】
2010年 3月 順天堂大学医学部卒業。
国立国際医療研究センター病院 初期臨床研修医、東京大学医学部附属病院 形成外科医員、
国保旭中央病院 形成外科 主任医員を経て2019年亀田総合病院 亀田総合病院/亀田京橋クリニック リンパ浮腫センター センター長に就任。
“最善”のリンパ浮腫治療を広めるべく、これまでに海外5か国で客員教授を務め、
10か国で招聘手術、50回以上の招待講演を行っている。
国内においては学会活動のみならず、リンパ浮腫ネットワークジャパン(リンネット)の医療アドバイザーなど、
患者支援団体とのコラボレーションにも積極的に取り組まれている。
2024年4月には東京・渋谷に新たに女性のウェルエイジングをテーマにしたクリニックを立ち上げた。
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