リンネットはリンパ浮腫患者の環境を改善するために、かねてからリンパ浮腫に関わる団体や有識者と協議を重ねてきましたが、このたび、鰐淵厚労副大臣と直接面談する機会を得て、5月21日(水)、衆議院第一位議員会館の応接室に於いて面談、要望書「リンパ浮腫関連施策の適正化と拡充について(緊急要望)」をお渡ししたことをご報告いたします。
要望書に関しては、57の患者支援団体、10学会、1協議会、2協会の連名のもと提出できたことは、大きな力になりました。連名をいただきました皆さま、ご検討いただきました皆さま、本当にありがとうございました。また、面談への道筋をつけてくださった重久西宮市会議員、伊藤孝江参議院議員に心から感謝申し上げます。
面談は、鰐淵洋子厚労副大臣のほか、伊藤孝江参議院議員、山本博司参議院議員、重久西宮市会議員 も同席。また、厚労省の関連部署から6名の方が聴講くださいました。要望書提出には、リンネット代表、岩澤玉青ほか、海野直樹、片岡明美、桜井なおみ、佐藤佳代子、東厚子、山崎多賀子6名が同行しました(所属、敬称略、写真)。
【面談の大まかな流れ】
①冒頭にリンネット代表の岩澤が、重症化したリンパ浮腫の写真や弾性着衣を手に取りながら、紹介。
②続いて岩澤より、要望の主旨と今回要望する重要事項の説明。
③あすなろ会副代表の東厚子氏が、26年に及ぶ苦労続きのリンパ浮腫経験談
④同行者からのコメント
⑤副大臣からのコメント
当初、副大臣の面談時間は15分に設定されていましたが、国会中の多忙な時期にもかかわらず、なんと30分も時間をとってくださり、副大臣や他の皆さまも、真剣な表情で何度もうなずきながら聞いてくださいました。
今回の要望のすべてを実現させるには、まだ長い道のりになると思われますが、今後も要望活動を継続してまいります。
そのためには皆さんのお力が必要です。引き続き、応援、ご協力、ご支援のほど、よろしくお願いします。