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「第4期がん対策推進基本計画へのリンパ浮腫の要望書」の提出について

【要望書提出のご報告】

リンパ浮腫ネットワークジャパン(リンネット)は、82の患者会・患者支援団体、7学会、1協議会、1協会との連名で、「第4期がん推進基本計画へのリンパ浮腫の要望書」を、9月30(金)付けで厚生労働大臣、厚生労働省健康局長、厚生労働省がん・疾病対策課長などに、送付・提出いたしました。

【要望書提出の経緯】

第4期がん対策推進基本計画は、2022年9月からがん対策推進協議会で検討され、2022年度末には閣議決定される予定です。
がん治療の後遺症である「リンパ浮腫」は医療環境における課題が多く存在しており、第4期がん対策推進基本計画において、リンパ浮腫の現状と課題改善のための重点項目がきちんと認識され、国の施策として審議されるよう、その働きかけとして要望書をまとめました。要望書は、リンネットの素案をベースに、関連する患者会や団体運営者、学会関係者や医療者など有識者の皆さまと検討しました。

第4期がん対策推進基本計画に取り入れられるのは、要望書のごく一部かもしれませんが、患者の切実な声として、リンパ浮腫の課題と要望がきちんと文章に落とされ、厚労省をはじめ広く周知されることは大きな一歩と考えます。

これからも、リンパ浮腫の医療環境改善に向けて、医療者の皆さま、患者会・患者支援団体運営者の皆さまとともに、一丸となって取り組めれば幸いです。
今後ともお力添えを賜りたく、ご指導、ご協力のほどよろしくお願いします。

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