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【開催レポート】8/22(日) 第4回リンパ浮腫セミナー が熱気のなか終了しました!

引続き、アーカイブ配信をご案内しています!

8月22日(日)、第4回目リンパ浮腫セミナー
「リンパ浮腫の診断と治療 〜保存的治療から外科治療まで〜」★追加テーマ「コロナワクチンリンパ浮腫」
無事に終了いたしました!
講師は、亀田総合病院 リンパ浮腫センター長の林 明辰先生。とても分かりやすくお話してくださいました。
リンパ浮腫患者は全世界で推定2億人もいて、日本でも確実に患者の数が増えているという事実。ところが日々の診察のなかで、「患者さんのリンパ浮腫の対する誤解がとても多い」と林先生。
そこでまず、リンパ浮腫やその予備軍の方々に、これだけは知っておいてほしい、リンパ浮腫という病気の「本質」を、イラストや画像を交えて詳しく解説してくださいました。
たとえば、リンパ浮腫は「腕や脚がリンパ液でむくむ病気」。と思っている方がほとんどだけれど、それは入り口で、ほうっておくとリンパ管がふさがり、皮下に脂肪がどんどん蓄積してしまうのがリンパ浮腫の「病態」であること。それを防ぐために早期からの治療が大切だということが、改めて納得できました。
その治療では、「画像診断」や「LVA」などの術式が進化していること。とくに「画像診断」の進化は目覚ましく。画像診断で病状を適切に判断することで、効果的な治療法の選択をしていくことができることを、たくさんの画像による症例を使って解説。少し前の「腕や太ももの周径を測って進行ステージを判断する」時代ではなくなっていること。これは患者も認識しておかなくてはいけない大切な知識です。
また、新型コロナのワクチン接種でリンパが腫れるなどの声が多く、不安の声が聞かれることから、緊急追加企画として、現在今分かっていることと分かっていないことを明らかにしながら林先生のお考えを話してくださっています。
今回も内容盛沢山ですが、一般の方にもとても分かりやすく、なんとなくしか知らなかったリンパ浮腫の輪郭が、くっきり見え、何をすべきかがよく理解できるセミナーです。また、当事者以外に医療者からの質問も多かったのは印象的です。
今回も、海外も含めた全国からたくさんのご参加ありがとうございました。
【アーカイブ配信のご案内】
今回から「日程が合わなかった」「やっぱり聞いてみたい!」「申し込みそびれた」という方のためにアーカイブ配信も実施します。現在、受付中です。この機会にぜひお申込みいただき、期間中にくり返し見て、お役立てください。
◆申込期限:8月27日(金)23時まで
◆配信期間:8月28日(土)~9月3日(金)
◆アーカイブ配信の申込URL
次回セミナーは10月24日(日)10:00~
佐藤佳代子先生による「リンパ浮腫のセルフケア(仮)」を予定です。
詳細は追ってサイトにアップしますので、ぜひご参加ください。
今回も最後に参加者の皆様(お顔出しOKの方)と記念撮影😀
皆さま、ありがとうございました。
★サイトに掲載している林先生監修『リンパ浮腫の基礎知識』も是非ご参考に
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